謝るなら、徹底して謝り、徹底して償い、徹底して許しを得なさい!
破壊の国家から創造の国家へと、その転換を本気に願うなら、
徹底して謝り、徹底して償い、徹底して許しを得なさい!
祖国の、民族の、再建の、父、母、子供たちのために、
我が身を砕き、泥をかぶり、
破壊の苦を、創造の歓喜へと転換しなさい!
そして、その、創造の、”憲法”!
その第一条に、”戦争放棄”、を謳いなさい!
その、”戦争放棄”、の国に誰が戦争を仕掛けましょうか!
仕掛けるとすれば、その国こそ、真の破壊の国家!
かっての自分の国!
その破壊の国からの攻撃を、本望と、思いなさい!
その攻撃された国家によるその創造(善)を、誰が助けずにいられましょうか!
その攻撃した国家によるその破壊(悪)を、誰が憎まずにおられましょうか!
やがて、無数の真の自由人達が、
祖国を真に統一し!
民族を真に解放する!
誰がそれを妨げましょうか!
悪を強く憎めないものは、善を強く愛せないものだ!
悪を強く憎み、善を強く愛する、無数の真の自由人達が、
世界を、真の自由のもとに、真に統一し!
人類を、真の自由のもとに、真に解放する!
誰がそれを妨げましょうか!
悪を強く憎めず、善を強く愛せないもの達は、
小さく凝り固まって、それ相応の不自由な世界に住み続け、
”修羅”、は、”蓮”(はちす)、の陰に小さく隠れ、
”虚無”、は、ちぎれ雲となって、”誠実”、の晴天にポッカリとその姿を浮かべ、風に吹かれて、
犬のジョンは、その影を追って走り回る、小庭の草原(そうげん)!
ああ!何とすばらしい、縁側の日向ぼっこ!