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生命を食して生きる生命の優位の基準は、その食される生命を含む生命全体に対する利他の行為でなくして何だろうか。

生命に対する創造は、その歓喜を生命に刻む。

生命に対する破壊は、その苦痛を生命に刻む。

無から何も生じない。

だから、世界の始めも無ければ、終わりも無い。

だから、地球は自転しながら公転し、

昼と夜とを繰り返す。

そして、歓喜と苦痛とを刻まれた"私"も

生と死とを繰り返す。

繰り返しの中には、創造されるものは何もない。

しかし、この世界で、繰り返しでないものがあるだろうか。

生命は、その繰り返しを利用して、種々のものを創る。

すべてのものは、繰り返しながら変化する。