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今日、広島、原爆の日。
もう、64年。
あの日、たった一発の原爆で、一瞬にして、7万人もの命が奪われた。
そう、小さな子供たちとその家族が、一瞬にして。
その後も、ずーっと、後遺症で、おびただしい数の家族が・・・。
先日、北朝鮮から開放された人質、その家族が子供たちと抱き合うシーン、ほんとうに感動させられたけれど、
その同じ、子供たちの家族の、それも、7万という、あの、おびただしい子供たちの家族の命が、一瞬にして、奪われた。
それでも、そのアメリカの60%もの人々が、広島、長崎の原爆は、正しかった、と言っている。
やはり、実際に体験しないとわからない。あの、9.11でも、わかっていない。
その残虐性が、まるで映画のバーチャルの世界のよう。
どこの世界だって、動物の世界だって、その愛する家族の世界は、美しいし、いとしいし、かけがえのないもの。
その一瞬のおびただしい子供たちの家族の命の破壊は、その後の、そのおびただしい子供たちの家族の命の長い長い苦しみによる破壊は、残虐極まりないものだし、人間にとっても、生命にとっても、とても、とても、許しがたいもの。
それでも、原爆は、正しかった、と。
それでも、原爆は、正しい、と。
生命の私は、何によって、これを償(つぐな)うか。
(2009.08.06)
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