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また、元気のない様子で、タイバラ先生。
ええ、まったく、ドブガイ先生同様、人間のやること、特に、小さな私(わたくしごと)のために大きな自然を破壊する人間に腹が立ちます。
この半径10キロの小さな範囲でも、次から次ぎと、小さな人間の私のやることに腹が立ちます。
あの江戸川の堤防しかり。その下流に大きな水門があって、そこが今、閉めっぱなしになっていて、水が堰(せき)止められています。そこから上流は、ずーっと満潮の状態で、潮の満ち引きで生活している多くの生き物たちに悪い影響を与えています。魚は登れないし、下れないし、栄養のある豊富な水が海に流れずに、河口の三番瀬などの干潟(ひがた)の環境は悪化し、貝も育たず、自然は死んでしまいます。この大きな大きな大自然の営みを何の権利があって止めることができるんでしょう。小さな人間の私の思惑で、この大きな大きな大自然の営みを必要以上にコントロールしようとしているこの傲慢な人間の私に、その自然の私は、必ず、お還(かえ)しするでしょう。自然は、その小さな人間の私の外の自然だけでなく、それとつながるその私自身の中の自然も、その自然の私は、その小さな人間の私に、必ず、お還(かえ)しするでしょう。
どうですか、不平不満分子さん。
まったく、腹が立ちます!
おそらく、これも、その小さな人間の私の引き出しに、400万円のワイロが入っているんだろうし、その干潟(ひがた)を埋め立てて開発したい小さな人間の私の思惑や、上流のモーターボート屋の思惑や、上流の工場からの廃棄物を隠したり、殺人者の捨てた死体を隠したり、いろいろなものを隠したいものたちの、その思惑やそのワイロが、その小さな人間の私の引き出しに入っているんだろう!
こんなふうに、たった、半径10キロの小さな範囲の中だけでも、その小さな人間の私の、廃棄物のような人間の私(官僚主義)の、その私自身によって、その私自身の破壊が進んでいるのに、それに気づかないでいる、それに気づこうともしない、たくさんの、その小さな人間の私がいる。
(2009.07.18)
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