ところで、最近の、まったくもって汚いもの。
あのノルウェーの虐殺者の私。
ネクタイをしきちんとした身なりで自分の主義主張を見せびらかせている法廷のテレビ画面。その精神異常者でないとする彼の私のパフォーマンスにとって一番いい理想とする結末とは、単一性という理想のためには多様性の他者の存在をその破壊の苦をもって否定するもやむなし、とする彼の私の主義主張通りに、ネクタイをしきちんとした身なりの被害者の遺族の私たちが、その彼の私の主義主張をもって、その多様性の他者の彼の私の存在を、生きながらその彼の私の肉片をもぎとるという破壊の苦をもって否定する、というパフォーマンスをテレビで流すこと。
まあ、彼の私にとっての一番いい理想の結末は期待できないだろうけど、実際は、それとまったく同じことが、すでにもう、ぼくの私の記憶の世界では、プログラムされているんだけどね・・・。
つまり、その苦をもって、快楽はその苦のためのほんのつかの間の快楽に過ぎない、その苦の記憶の選択の連続をもって、その長い長い破壊の苦の冬からその春へと、そのぼくの私の記憶の世界の清算へと突き進む。
そして、ネクタイをしきちんとした身なりで、自国民を虐殺し続けるあの国家元首の私とその指揮官の私たち・・・。
リビヤの私を学ばない国家元首の私とその指揮官の私たち・・・。
あの、リビヤの私にとっての一番いい理想の結末のパフォーマンスをテレビで流したのに、それを学ぼうとしない国家元首の私とその指揮官の私たち・・・。
虐殺者の私の末路を学ばない虐殺者の私たち・・・。
あのリビヤの私は完全武装（核武装）していなかったから・・・？
そんなもんじゃない・・・、ぼくの私の記憶の世界のプログラムは・・・。
ただ、”今、ここ”、の、ぼくの私の記憶の選択。
”今、ここ”、の、ぼくの私の記憶の他者の虐殺を選択し、その、”今、ここ”、の、ぼくの私の記憶のその報いも自ら選択する。
鏡の前で、ひとり、おどけ続ける、私。
ほうら、私は偉いだろう、ほうら、りっぱだろう、羨ましいだろう、お前は、痛いだろう、苦しいだろう、・・・、うまいなあ、まずいなあ、楽しいなあ、苦しいなあ、痛い、楽だ、・・・。
記憶の私が、鏡の、その同じ記憶の私に対して、おどけ続ける。
神の（による）虐殺者の私の、その神の国とは・・・？
虐殺者の私の末路を学ばない虐殺者の私たち・・・。
虐殺者、侵略者、策略者、搾取者、・・・等々の、ぼくの私の記憶の世界の官僚主義者の私の、その神の国とは・・・？
虐殺者の私の末路を学ばない虐殺者の私たち・・・。
そんなもんじゃない・・・、ぼくの私の記憶の世界のプログラムは・・・。
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