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王子さまの星では、死をどうとらえていますか?

ぼくの星には死はありません。ただ、ぼくの私の記憶としての他者の私の星の相を見ているときだけの便宜として使います。

死がないということは、生もないということですか?

ええ、ぼくの星には生はありません。ただ、ぼくの私の記憶としての他者の私の星の相を見ているときだけの便宜として使います。

”今、ここ”、で、こうしているということは、他者の私の星の相を見ているように、自分の生を相として見ている、ということですね。

そうです。”今、ここ”、で、こうしているということは、ぼくが、生死の相の私とその他者の私、という記憶の衣をまとっている、ということです。

その衣はいつでも脱げるんですか?

脱げますし、脱がされます。しかし、環境、条件によりますが概ね容易ではありません。ぼくはその私の衣に固執しますから、苦痛によって回避しようとします。

それは、他者の私から見ると死の相ということですね。

ええ、他者の私からの見え方である死の相がどうであろうと、”その時”、では、環境、条件によりますが概ね苦痛をともないます。

つまり、”その時”、は、他者の私から見ると死の相であり、環境、条件によるけれども概ね苦痛をともなう、ということですね?

そうです。だからぼくの星では極めて高い確率によるバーチャルでその苦痛を調整しながら体感します。

その世界はどういうものですか?

ぼくそのものは識を超えるものなので確からしさしかわかりません。ぼくそのものにいたる過程、つまり、”その時”、は、時空がどうのこうのの説明よりも体感での学習で得るものがほとんどです。

そうですよね、時空が伸びる縮むといってもさっぱりわかりませんからね。

ええ、説明だけではわかりません。

(2011.03.02)
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