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つまり、理想は理想で、現実は現実。現実的には、現実的選択を行うのが現実的として、理想を言葉のみの飾りにして、その現実的選択の結果の、その現実が、この糞(クソ)の世界だ、ということですね。

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”理想という甘い言葉”、という従来の使われ方は、”現実的という甘い言葉”、という表現に置き換えるべきで、その現実を理想にどう引き上げるかの努力を忘れて、”理想という甘い言葉”、という言葉だけで、その努力を怠れば、その現実的選択の結果の、その現実が、この糞(クソ)の世界だ、ということですね。

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日本の現政権が公約を破り、現実的選択として、従来の官房機密費のありかたを踏襲(とうしゅう)するのであれば、それは国家の脳みそによる、第一義的な裏切りであり、それゆえの現政権の参院選大敗、支持低落の体(てい)たらくであり、その脳みその中枢の腐敗は、期待の大きかった分、前政権よりもはるかに質(たち)が悪く、その腐敗臭は、ただちに社会に蔓延(まんえん)し、これまでの裏切りによる積もりに積もった鬱憤(うっぷん)とあいまって、さらに陰湿で質(たち)の悪いもろもろの社会悪の、そういう糞(クソ)の世界を作りだす、ということですね。

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同様に、あの汚いイラク戦争に踏み切ったアメリカも、それなりの世界を作り、世界にさらす、ということですね。

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理想は、条理を求め、現実は、不条理を映し出すから、その映し出された不条理を見て、”現実的という甘い言葉”、を、選択し、その理想を裏切れば、さらに不条理な、その糞(クソ)の世界を作りだす、ということですね。

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その現実を理想により引き上げるには、”軸足を現実に置く”、という、従来の安易な常識にとらわれず、軸足は常に理想(条理)に置き、現実的には、これまでのつけを清算し、まず、”靴を投げ”、続け、”WANTED”、に、X(バッテン)をつけ続けることだ、ということですね。

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しかし、確かに、ある(その一時の)人間は、糞(クソ)だ、けれども、一方、確かに、ある(その一時の)人間は、糞(クソ)ではないし、輝いている、ということですね。

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ある人間は、軸足を常に理想(条理)に置き、現実を理想により引き上げる努力をし続けている、ということですね。

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確かに、ある(その一時の)人間は、糞(クソ)ではないし、ある人間は、そのように輝いている!

そのある人間にとって、その人間のいない世界は、無意味だから、

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確かに、(その)世界は、”What a Wonderful World”!

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(2010.08.21)
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