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そのたびに、私は祈るのです。

この苦は、何ですか、と。

私は、何をしたのでしょうか、と。

この苦を生み出す私の罪とは、一体、何でしょうか、と。

そのたびに、神は無言でいらっしゃる。

いつまでも、無言でいらっしゃる。

あまりにも、神は無言でいらっしゃるので、

私は、勝手に、解釈したり、

勝手に、諦めたり、

勝手に、神になりかわったり、

勝手に、復讐の偏狭の神となったり、

勝手に、神は死んだ、と言いったり、

勝手に、神の意志だ、といったり、

勝手に、神は私だ、と言ったりする。

ところが、そのたびに、

本当の、神は、

本当の、あなたの私の意思する神(相対の神)は、

今、ここで、

現実という鏡、を見せながら、

いつも、おっしゃられているのです。

あなたの上になされている、そのすべてのことが、

あなたのその私の因であり、

あなたのその私の罪なのです、と。

(2010.05.10)
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