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その官僚主義でもっとも危険なのが宗教!

歴史上の大殺戮のほとんどすべてが宗教(信じること、理念、史観、思想、等々)を背景にした、その宗教指導者、宗教的政治家、カリスマ、グル、絶対的絶対者(絶対者としての私)によるもの。

独裁がより嫌われるのは、その利よりも害のほうがはるかに大きいからで、それは歴史が証明している。

だから、独裁者でさえ、法をつくり、その独裁者でさえその法のもとに置こうとする。

これは、組織が大きくなればなるほど(政治的)独裁者の意思も末端まで反映されにくく、法(規律、けじめ)によらざるを得ないからで。

ところが、宗教を背景にした独裁者、宗教指導者、宗教的政治家、カリスマ、グル、絶対的絶対者(絶対者としての私)は、どんなに組織が大きくなっても、末端の個々人の信をもとにその個々人の心の奥に強く結びつくので、まさに、絶対者としてその存在そのものが法として機能し(絶対者としての無言の意思)、法(規律、けじめ)は、その絶対者の、その代理人の、その代表者の、その恣意にまかされ、その危険性は、その組織が大きくなればなるほどますます大きくなる。

その狂信は、容易に、(淫乱坊主ぐらいならまだしも)、サリンだって撒くし、原爆だって落としてしまうし、許してしまう。

宗教の、黄金に絶対化された絶対的絶対者(絶対者としての私)は、その危険性から、絶対的に(善悪ともに)否定されなければならず、その思想は、絶対的に(善悪ともに)、悪だ。

(2010.3.28)
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