appeal

そんなに、譲歩したら、イスラエルが、なくなってしまう。

ああ、何千年たっても、変わらない、国家観!

これは、官僚主義に、洗脳され続けた、結果!

国家って、何だ!

生まれたところが、故郷、郷土!

生まれたところは、故郷、郷土、であって、国家ではない。

国家は、官僚主義の便宜で、作られた。

その官僚主義の便宜のために、郷土愛が、愛国心に、すりかえられ、国家という、官僚主義の、”甘い汁”、の、供給システムの、”ゆりかご”、が、作られ、まさに、国家は、マトリックスの、”ゆりかご”。

人間は、その便宜のために、集まって、仕事を分担し、効率よく、生活を進化させ、その進化の目的は、真の自由、とし、組織は、あくまでも、その真の自由を目的とした人間のためのもの。ところが、進化の過程で、動物の本能のままの、強いものが、弱いものの肉を食らう、習性を残しての進化であったため、その知恵を使って、より効率のよい弱肉強食の体制、組織を、作り上げ、縄張りをつくり、国家として、他の国家とも、その弱肉強食の体制の枠内での進化となって、絶えず、弱いものの肉を求め、そのジャングルの掟のカモフラージュとしての国家の法なるものの下で、その国家観世界形式を作り上げた。

そのジャングルの掟の国家観世界形式であるかぎり、宗教でも、民族でも、国家でも、その縄張りと、弱肉強食の、戦争は絶えず、今や、ちょとしたことでも、世界そのものの消滅、になりかねない、危機、にまで至っている。

そこで、星の王子さま!

より進化している、王子さまの星のことを、もう少し、伺いたいのですが。

僕の星で、もし子供が産まれたとします。当然、ある場所で、地域で、産まれるんですが、そこに国家は存在しません。つまり、組織はありません。正確に言うと、あってもなくても構わない。両親の意志(これも正確に言うと、”私”、の、意志)で、その環境が、選択されています。

その世界で、家族という形式が選択されているとして、まあ、最小限の組織といえますが、教育は、5歳まで、その両親によって選択されます。6歳から10歳までは、子供も加わって選択され、11歳からは、子供が選択します。教育環境は、まったく自由な選択で、今、多く選択されている環境は、ある程度の集団で、やはり先生がいて、時間と場所を決めて行う授業形式ですが、先生や生徒といった、それぞれのパーツ、と、いってはなんですが、その役割さんたち、も、自由に選択できます。

また、11歳からは、自分の星を持てるようになり、自立に向けての訓練もはじまります。15歳までには、自分の星にひとりで住み、自由に、自分の世界を選択できるようになります。

それらの実生活での選択の過程で、国家という世界形式を選択することは、まずありません。両親も、あらかじめ国家という世界形式に住むことを選択することは、まずなく、産まれてくる多くの子供の、最初に目にする光景は、緑豊かな自然と、木の家と、両親と、兄弟と、たくさんの隣人たちと、たくさんの動物たちと、です。中には、変わった場所、時間を選択する両親もいますが、多くは、今言ったような環境を選択します。社会や組織や競争、だって、自由に、選択できますから、国家や国境なんて、ゲームならともかく、実生活では、まったく、無意味な存在です。

このように、国家のような世界形式は、未発達な、まだジャングルの掟に縛られている、自由の世界の、官僚主義が、その自身の利益のために、作り出した産物の、なにものでもありません。

今は、古代、中世よりは、もっとずっと、より自由な世界に進化しているはずなのに、未だに、その古い、古代や中世の国家観世界形式を用いているのですから、もう、そろそろ、国家や国境なんて、とっぱらって、まだまだ制限のある自由の中で、自分自身の、その決定権のより上位の、”私”、の、声に、耳を傾け、最大限の知恵を絞って、最小限の組織体で、地域の特色を生かしながら、世界市民として、より自由な世界の、より自由な空気を、満喫したらどうでしょう。

これは、特に、若い人たちに、是非、選択してもらいたい世界です。時も、機も、熟しています。官僚主義に洗脳された大人たちの、そのマトリックスの、”ゆりかご”、から、より自由な世界へと、その大人たちを、解放してあげましょう。その世界に、戦争なんか、少なくとも、たくさんの人を殺す、戦争なんか、ありはしませんから。

その、より自由な世界へと、 まだまだ制限のある自由の中で、自分自身の、その決定権のより上位の、”私”、の、声に、耳を傾けながら、その自立した、自分自身の、無限の、英知、とともに、

さあ、あの丘へ!

あの自由の丘へ!

自由を我らに!

おお、友よ!

もう、そのような歌は 止めにして、

もっと楽しい喜びに満ちた歌を歌おう!

喜びは、生命からほとばしる光、

楽園から来た美しい娘。

私達は感動のあまり、

喜びのあなたの、その宮殿に入りましょう!

世の定めに従って、冷たく引き裂かれた私達を、

あなたは、ふたたび不思議な力で、 暖かく結び付けて くれました。

喜びのあなたのやさしい翼に抱かれ、

世界のすべての人々は、 ひとつになることができました。

大いなる真理を与えられた友よ、

得難い友を得、美しい妻を娶ることができた友よ、

その喜びの光とともに、高らかに歌え!

この広い世界で、 たった一つでも心から信ずるものを得られたものは、

一緒に歌おう!

それすらできないものは、

涙とともに、この 喜びの宮殿から去らなければならない。

すべてのものは、

自然の乳房から喜びを与えられ、

すべての善、すべての悪は、

バラの香りと、棘の道を通って、この喜びの宮殿に辿りつく。

喜びは、 ひとしく私達に、

裏切りと、死の試練に耐える勇気を与えてくれる。

その時、虫たちでさえ喜びに満ち、天使は空に、

生命の輝きの中に、その智恵と正義が、姿をあらわす。

天の運行に従って満天の星々が、 壮大な夜空を 駆け巡るように、

同胞よ!

私達も喜びに打ち震える勝利の英雄のように、勇んで歩もう!

世界の人々とともに、互いに手を取り、 肩を抱き合いながら!

満天の星々も、私達も、ひとつの生命のあらわれなのだ!

大いなる生命の真実にたじろぐことなく!

世界の友々よ!

この大いなる創造する生命の意志を理解し よう!

満点の星々と 私達の中にある、

この大いなる生命の意志を求めよう!


確かに!

この大いなる生命は、

満点の星々とともに 私達の一人一人の生命の中に存在している!


輝け!輝け!
自立して、自ら輝く!
太陽の、星々(恒星)のように!

飛び行け!飛び行け!
自立して、自ら輝く!
太陽の、星々(恒星)のように!

無限の時空を超えて!

走り行け!走り行け!
友よ!

”最善”、の、己が(”私”、の)道を!

勝利の英雄、”歓喜”、とともに!
勝利の英雄、”歓喜”、とともに!

(2009.01.09)
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