こんにちわ！システムコーディネーターさん！
やあ、こんにちわ、星の王子さま！
世界は、今、アメリカの金融危機で大変なんですが、どんな対策が必要でしょう？
技術的には、短期の対策として、今あるシステムでの、金融の専門家による応急処置になりますが、中長期では、やはり、システム上の抜本的な対策が必要です。
自然農法というのを聞いたことがあると思いますが、これは、耕（たがや）さず、農薬を使わず、と、従来の日本の農業では考えられない非常識な農法で、はじめは馬鹿にされ見向きもされませんでしたが、最近では、特に、米の生産で、時間も手間も危険性も減り、農薬を使わなくても、雑草が生えにくく、生き物たちが集まり増え、その生き物たちとの共生で、害虫も淘汰され、丈夫で良い米が取れると評判です。
常識の解体ですか？
ええ、従来の常識を解体し、有害、無益、不必要、なものを取り除き、無害、有益、必要、なものだけを、効率的に、最小限に残し、再構築します。現代人は、産業革命以来、いろいろなものを、生活の、便宜、方便、のために作ってきて、その過程で、有害、無益、不必要なものを常識化し、煩雑でメタボなシステムを築き上げ、その消費システムの中で生活するよう仕向けられてきましたが、まずは、その常識を、解体し、再認識し、再構築すること、つまり、金融の常識、システムの常識、・・・、そして、組織の常識、生活の常識、個人の常識、その底部のメタファの常識、と、それぞれの専門家による、それぞれの常識の変革こそ、中長期の対策として必要なことです。
改革！改革！と、偽装された改革では、駄目なわけですね。
ええ、目くらましの偽装された改革であり続けたことが、今日の日本の現状、年金から・・・汚染米、と、偽装政治の、成れの果ての体（てい）たらくを世界にさらし、ランクを下げ、経済の先行きも見えず、といった結果を生み出し、世界的には、下手（へた）をすると、８０年前の悪夢の再来、恐慌、戦争、ということにもなりかねません。
(2008.10.11)
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