その蚕（かいこ）のまゆの一本の糸の、”私”、は、
”縁”、の、風に吹かれ、”縁”、の、色に染まりながら、ゆらゆらと、近づいたり、離れたり、
その一本の糸の、”私”、が、自分の悪の、”私”、に、対して、良心の呵責があるように、
また、他者の、”私”、の、悪を、怒り、憎み、時には、抹殺したくなるように、
その人間の、”私”、の、中に生きる、人間の最善の、”私”、は、
それ以上に、その慈悲ゆえに、その人間であろうとするがゆえに、
その人間の、”私”、の、人間性を破壊する悪を、怒り、憎み、裁き、
その怒り、憎み、裁き、の、苦とともに、その人間の、”私”、を、その購いの、”空”、に、生きさせ、その購いの、”生”、に、生きさせる。
だから、人間の悪人の、”私”、は、本能的に、人間の、”私”、の、死を恐れ、
人間の、”私”、の、人間性の破壊に対する、人間性の報いを恐れ、
だから、人間の善人の、”私”、は、人間の悪を呵責し、中でも、諸悪の元凶、温床となる、大糞（大偽善）を、辛らつに呵責し、
人殺しを見て見ぬふりする、”菩薩”、などいない、ましてや、”地涌の菩薩”、など、
戦争を見て見ぬふりする、”菩薩”、などいない、ましてや、”地涌の菩薩”、など、
ウソの大義に基ずく、汚い戦争を見て見ぬふりする、”菩薩”、などいない、ましてや、”地涌の菩薩”、など、
ならば、人殺しを見て見ぬふりする、”地涌の菩薩”、を、自称する人間は、人間か！
戦争を見て見ぬふりする、”地涌の菩薩”、を、自称する人間は、人間か！
ウソの大義に基ずく、汚い戦争を見て見ぬふりする、”地涌の菩薩”、を、自称する人間は、人間か！
その、”地涌の菩薩”、を、自称する、”黄金の英雄”、は、彼の機関紙や、対談で、”平和”、”非暴力”、”慈愛”、を、説きながら、また、絵本や小説でも、”戦争ほど残酷なものはない”、と、”平和”、”非暴力”、”慈愛”、を、説きながら、彼とともに、”今、ここ”、で、世界で起きている、現実の、戦争や大殺戮に対して、恩師が死を賭（と）して、反対の意思表示を世界に示したように、また、先に亡くなったローマ法王が、その重い責任から、その個々の現実の、戦争や大殺戮に対して、反対の意思表示を世界に示し続けたように、これまで、その個々の現実の、戦争や大殺戮に対して、反対の意思表示を、まったく、世界に示したことがない！
つまり、彼は、彼のメンツ（名誉）、と、名声欲、と、支配欲、とともに、その一瞬の、”気取り”、の、天上に住み、その一瞬の、現実を見下（お）ろし、その一瞬の、机上の、戦争、殺戮を、レトリックで批判し、その一瞬の、机上の、”平和”、”非暴力”、”慈愛”、を、レトリックで称賛しながら、その一瞬の、現実の人間のうごめき（戦争、殺戮を含む）を、その一瞬の、アリの群れのようにそれを見て、その現実の人間性の破壊を、黙認、支持してしまう、その一瞬の、”天魔”（第六天の魔王）！
だからこそ、その、”地涌の菩薩”、を、自称する、”黄金の英雄”、は、靖国の愚人の為政者と組むことも、！
その愚人の愚行を、黙認、支持することも、！
その、”汚い戦争”、”汚い人殺し”、を、！”人殺しの手助け”、を、！
黙認、支持することも、できた！
その、人間性を破壊する、その一瞬の、人間の、メンツ（名誉）、と、名声欲、と、支配欲、こそ、”天魔”（第六天の魔王）、の、正体！
その、メンツ（名誉）、と、名声欲、と、支配欲、の、”天魔”（第六天の魔王）、が、その一瞬の、”気取り”、の、天上で、人々の、個々の、それぞれの、”善意の英雄”、に、対する思いの投影を吸収し、コントロールし、ブロッケンとしながら、その偽善によって、人間性を破壊し、善を破壊し、諸悪の元凶、温床となる！
その彼の機関紙でいわく、”世界中が、その、”黄金の英雄”、を、”平和”、の、英雄、”非暴力”、の、英雄、と賞賛している”、というのに！
日本では、その、”本門の仏教”、の、政党と称している政党が、その機関紙が喧伝するところの、選挙の勝利、勝利で、６年近くも政権の一翼を担っているというのに！
どうして、世界、日本に続く、天変地夭（よう）の大破壊と、少年の非行から、議員、官僚、官庁、天下り公的法人、の不正、企業の不祥事、公害、一日に９０人以上といわれる日本の、一家心中、自殺者、教科書問題、君が代強制処罰、領有権、領土侵犯、それらによる中国、韓国での反日デモ、日本製品不買運動、ウソの大義による戦争、大殺戮、先制防衛、粛清、無差別テロ、現実味をおびる核戦争、等々、こうも、破壊の闇が続くのか！
（”立正安国”、は、”本門の仏教”、の、要（かなめ））！
”天魔”（第六天の魔王）、が、悪党面（ずら）の醜い顔でいると思うな！
”天魔”（第六天の魔王）、が、いつも、”天魔”（第六天の魔王）、で、いると思うな！
その人間の一瞬の、”天魔”（第六天の魔王）、の、最極悪は、仏、菩薩、の顔を持ち、そのメンツ（名誉）、名声欲、支配欲のために、大糞の大偽善（大白法（正義の原器）を偽善で破壊（傷つけ、汚し、見えなくする））の、”大謗法”、を、仕出かし、諸悪（小悪（少年の非行）から最悪（核戦争）までの悪のすべて）の、元凶、温床となる！
(2005.04.06)
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