appeal-罵られたら

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罵られたら罵られたでいいじゃないか！
それを、その口を塞ぐなんて！

息ができないじゃないか！

政治家、官僚、或いは、組織の上に立つもの達、は、官僚主義に陥りやすく、官僚主義はどんな組織にもあるもので、これをきちんとコントロールしないと、組織は破壊されてしまう。組織を運営するための資金がその組織のスタッフの生活費にもあてられるから、特に、資金を組織人から徴収して賄っている組織においては、得てしてこのスタッフによる自分達のための組織運営がなされがちになる。これが官僚主義の根底にあるもので、その組織の本来の仕事の面と自分達の組織利用の面と、”表”と”裏”、と、”立て前”と”本音”、とを使い分けるようになる。それが高じて組織内の汚職がはびこり組織は崩壊する。崩壊しにくい大きな組織、国家組織、政治組織、組合組織、宗教組織、等は、その害毒を内外に流し続け、本来の仕事は見せかけ（立て前）にして、裏で甘い汁を吸う（本音）という、官僚主義がはびこっていく。 ”立て前”、の美辞麗句と、”本音”、の甘い汁とを使い分ける偽善者が一般の大人から子供たちにまで現れ、”けじめ”、のない、”いじめ”、それも陰湿なものが官僚主義に毒された末期の社会の隅々にまで広まっていく。

政治家、官僚は、”ウソつき”、の代名詞となって久しく、巷では、”政治家するな”、”官僚するな”、が、”ウソをつくな”、という意味に使われ常識化し、いっそのこと、政治家、官僚、を民間よりも一層厳しく、”リストラ”、して、その仕事を、”ロボット”、や、”ＰＣ”、に任かせてしまおうと、つまり、いづれは、手仕事は、”ロボット”、に、頭は世界中に連帯した、”ＰＣ”、に、ということにして、政治家、官僚には、ロボットの油さしにでも、”天下って”、もらおうと、巷では囁かれている。それはそれとして、これはこれとして、今、やるべきことは、愚人達の、”仕掛け”、に、官僚達の、”仕掛け”、に、まんまと、はまらないことで、彼等は、”立て前”、としての、”見せかけ”、と、”舌”、とを巧みに使い、民衆受けする言葉、”構造改革”、”行政改革”、”自由”、”正義”、”福祉”、”現実に足を踏まえて”、”必ずやります”、”自主独立”、”共存共栄”、”独立尊重”、”互恵提携”、ら、の言葉を織り交ぜながら、民間有識者の諮問委員会とか、なんとか、かんとか、をつくっては、”ふり”、と、”見せかけ”、だけで、その善を利用して、さらに、自分達の体制を改革する、”ふり”、をする、”見せかけ”、る反対陣営の、”リーダ”、なるものもこしらえて、”マスメディア”、と、”しゃべり手”、とを巧みに使って、彼等の理想を実現しようとするから、本来の、政治家、官僚は、”ウソつき”、という根本の、”テーゼ”、を忘れずに、彼等が、”清潔”、といったら、 ”不潔”、”公益”、といったら、”私益”、”誠”といったら、”不実”、”敵”、といったら、”味方”、”反対勢力”、といったら、”身内勢力”、”改革は断じて実行する”、といったら、”改革は断じて実行しない”、”平和のために”、といったら、”戦争のために”、”戦争しない”、といったら、”戦争する”、 ”国民のために”、といったら、 ”身内のために”、”子どもが好き”、といったら、 ”子どもが嫌い”、”音楽のわかる気さくなおじさん”、といったら、 ”黴の生えた筋金入りの石頭”、といったように、”アンチテーゼ”、に徹して翻訳し、その仕掛けに、まんまと、はまらないことだ。そして、金輪際、その、カメラ目線で手を振りかざし、声高に、”正義”、をうったえる、”人気者”、や、”見てくれ者”、の、”愚人”、の、”リーダ”、を選ばないことだ。

森へ

to the woods

(2002.04.28)
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