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”日蓮一期(いちご)の弘法、白蓮(びゃくれん)阿闍梨(あじゃり)日興(にっこう)に、之を付嘱す。本門弘通(ぐづう)の大導師たるべきなり。国主、此の法を立てらるれば、富士山に、本門寺の戒壇を建立(こんりゅう)せらるべきなり。時を待つべきのみ。事の戒法と云うは、是なり。就中(なかんずく)、我が門弟等、此の状を守るべきなり。

 弘安五年壬午(みずのえうま)九月 日                     日蓮 在御判

                                      血脈の次第 日蓮 日興

(身延相承書[総付嘱書]、編年体御書P1724、御書P1600)

”釈尊五十年の説法、白蓮(びゃくれん)阿闍梨(あじゃり)日興(にっこう)に、相承(そうじょう)す。身延山久遠寺の別当たるべきなり。背く、在家出家どもの輩(やから)は、非法の衆たるべきなり。

 弘安五年壬午(みずのえうま)十月十三日                       武州 池上

                                          日蓮 在御判

(池上相承書[別付嘱書]、編年体御書P1725、御書P1600)

(2005.08.08)
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