-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE----- appeal-自制してくれ
appeal

昨日の、ワールドカップの初戦で、セネガルが、フランスを破り、セネガルは、”有頂天”(喜び)、フランスは、がっかり、だったけれども、勝っても負けても、多少の度が過ぎるサポーターがいるにしても、何と、さわやかな汗じゃないか。 相撲でも、”小兵”、の力士が大きな、”横綱”、を 倒したときは、拍手喝采の、”有頂天”(喜び)。これが、スポーツやゲームでの戦いの面白さ、

だけれども、同じ地球の裏側では、同じ人間達が、戦争の準備をしている。しかも、”核”、が装備され、 エスカレートすれば地球がどうなるか、という程の、戦争の準備をしている。 戦争での戦いは、特に、”核”、が表に出てきた戦いは、あまりにも、深刻すぎて、 勝っても負けても、その悲惨さは、泣くに泣けない、惨(むご)たらしいものだ。

”喧嘩”、では、どんな大人、理性の人、責任ある賢人でも、コントロールが効かなくなるもので、 ”通常兵器”、で、収まるだろうなどと、高を括っていると、とんでもないことになる。 為政者(文民)、指揮官(軍人)、の、”自制”、が、より一層、強く、求められる。

土地であろうと、宝石、お金、であろうと、 その所有権をめぐるいざこざで、当事者同士の話し合いで決着できないのであれば、 司法に委ね、裁判で決着を図るのが、他の動物の社会では真似のできない、”智”、に優れているとされる人間の社会のシステムであり(より発達した生命の不可知なシステムは除く)、”喧嘩”、で決着を図るのも、気晴らし程度なら、まだ、許されるだろうけれども、 度を過ぎた、怪我や、殺人、となると、これはもう、放っては置けず、第三者が仲裁に入って、 説得をし、それでも、縺(もつ)れれば、最終的には、司法に委ね、裁判での決着を図るしかない、

が、 その物件が、今の、インド・パキスタン、のような、国家間の領土に関するものであって、さらに、”核”、という、人類全体にとって、生命全体にとって、恐ろしい武器が表に出て来たからには、さらに、国際的な、司法、裁判、のシステムが まだ未発達な状況下で、話し合い、説得が、功を奏しないなら、最終的に、”国連”、が、その強い権限によって(当事国の了承が必要)、その第三者として仲裁に入り、当の物件を、一時、”国連”、預かりとして、当事国のそれぞれの人々の生活権などの、基本的人権を保障し、割り振り、”共存共生地域”、として、 その、”国連”、の強い指揮権のもとで、管理するしかないだろう。

戦争(喧嘩)で勝って、その土地を手に入れても、その為の犠牲と、 それからの犠牲とを考えると、勝ってその土地を手に入れた時の、”有頂天”(喜び)、はほんの一瞬のことで、後は、 奈落の地獄の、”苦”、の連続であり、そのことは、”理性”、ではわかっていても、”理性”、は、”情念”、に勝てないこと、”情念”、に勝てるのは、 ”生命”、に対する、”慈悲”(愛)、と、それに基づく、”人間”、としての、”誇り”、しかないことを、その当事国の、為政者(文民)、指揮官(軍人)、は、肝に銘じて、

その国の、その民族の、その宗教の、”利益”、や、”誇り”、(メンツ)、ではなく、人類や、地球上のすべての、”生命”、の、”利益”、になることで、すべての、”生命”、から託されているという責任がある、”人間”、としての、”誇り”、を持った、”誇り”、高い、”地球市民”、として、慎重に賢明に、行動してほしい。

(2002.06.01)
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