| 戦争が長引いて一番得するのは誰かは
明らかだ。多くの子供たちの流された血の代償としてのステーキや
キャビア、それに赤いワインの味は格別だろう。人殺しとその道具で生活する人間の傍らにもうひとり
大事なお仲間が控えている。自分の野望や名声のために他者の生命の破壊を意に
介さない狂った理性が
同じように砂を噛んだような味気ない食事をしている。狂気に武器を持たせてはいけないし、
狂気が武器を容易に持つことができる環境をつくってはいけないし、
狂気に武器を自由に操れる立場に立たさせてはいけない。狂気は常に狂気じみた破壊とともにあり、
上に立つ者（権力者、為政者、宗教者等から情報や武器を手にする者まで）が
もしかしたら血の好きな生命の破壊に
普通以上に異常に興奮する異常性格者かもしれないし、もしそうであれば見せ掛けはともかく
その異常者にとって化学兵器や
爆弾等の武器、それにその武器を使って人殺しをする兵隊やその武器の標的（犠牲者）は
格好のおもちゃでしかなく生命の破壊やまともな話し合いもゲームのひとつとしかみないだろう。
その時点で犠牲者ひとりひとりにはその異常者の生身の肉片を異常にもぎ取る異常な権利が与えられる
といったら言い過ぎだろうか。
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