すべて(私と他者)が記憶。

記憶なら、誰の記憶?

私以外にいない(他者もその私)。

すべて(私と他者)は、記憶の私の記憶(他者の記憶もその記憶の私)。

私とは、記憶。

記憶の私は、記憶の身体を持つ。

その記憶の身体は、無限小から無限大の、無限の宇宙。

その記憶の私は、その無限の記憶の無限の身体に、より無限の過去の、より無限小の私(他者としてのより無限小の私)を見、より無限大の私(他者としてのより無限大の私)を見ている。

より無限の過去(時間)は、より無限の選択数で、より無限の大小(空間)は、より無限の選択質(何を(因)どう選択し(縁)何を得たか(果))で、見ている。

つまり、歴史年表

目の前のリンゴ。そのリンゴは数時間前にそのテーブルに置いた。テーブルは随分昔からそこにある。まわりの空間の品々もそれぞれ昔からそこにある。そのそれぞれのより無限の存在因の歴史年表はすでに確認済み。脳はより無駄のない解釈をしようとするから確認済みの歴史年表は脳の記憶に刻み、新たな選択の更新以外はそれを利用する。かくして、その私は、無限大の大宇宙の銀河の太陽系の地球の机の上のリンゴの細胞の遺伝子の分子の素粒子の無限小の、その無限の記憶の私の無限の記憶の身体をイメージし、新たな選択にそなえ、その新たな選択(←ここをクリックすることがその私の選択。より無限に膨大な数のパラパラ漫画が動き出す)を自由としながら、その目的を全うしようする。


私とは、その目的の自由を全うしようと意志する本有(ほんぬ)の記憶。



2013/08/03
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