まだ世論に多大な影響を与え続けているテレビ。だからこそ政権は、テレビ、とくにニュースはより画策するし、けじめのない靖国亡霊政権下では猶のこと、反対運動の映像は極めて少ないし、特に、靖国亡霊政権お抱え局ではほとんど皆無で、政権寄りの映像、文脈、数字ばかりが画面を賑わす。あの総理大臣を異例の一時間半も映像に流し喋らせているフジテレビは、解釈改憲を無法とは思っていないのか、集団的自衛権とその関連法案を違憲と思っていないのか、それがよりジャーナリズムと言えるかどうか。あの24時間テレビでおなじみの日本テレビもその靖国亡霊政権を応援しているようで、違憲で無法な集団的自衛権とその関連法案を賛成して、あの24時間テレビをまともに見られるんだろうか(作れるんだろうか)、部門も人も違うと言えばそれまでだけれども。国民放送のはずのNHKも極めて歯切れが悪い(反対運動をほとんどニュースにしない)し、どうもどれも特にニュース部門に締め付けが強い。

2015/07/23
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