夏。真昼の公園の日陰のベンチ。汗のひたたる体に風が心地よい。まわりの木々からは蝉しぐれ。足元には小さなアリが大きな獲物を口にくわえ運んでいる。より無限に膨大な数の存在者。そのより無限に膨大な数のパラパラ漫画を、”今、ここ”、の、一瞬の一点で、解釈できるのは、これまでの脳による記憶の蓄積があればこそ。その目的は?

2013/08/07
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