時間も空間もない空(くう)をこう表現する。その空で、始まりも終わりもない本有のその一瞬一瞬の因縁果の繰り返しの選択(因縁)を、私の脳がその因縁果の繰り返しの選択(因縁)と解釈して始めて時間と空間とが生まれる。
つまり、その一瞬に存在するもののすべての存在因がそのそれぞれの縁に触れてそのそれぞれの果と開かれ、そのそれぞれの一つの開かれた果は、別の存在因の縁でもあり、そのすべての存在因の中のその開かれた一つの存在因でもあり、その果でもあり縁でもあり存在因でもあるその一つの因は、そのそれぞれの一つの縁に触れてそのそれぞれの一つの果と開かれ、そのそれぞれの一つの開かれた果は、別の存在因の縁でもあり、そのすべての存在因の中のその開かれた一つの存在因でもあり、その果でもあり縁でもあり存在因でもあるその一つの因は、そのそれぞれの一つの縁に触れてそのそれぞれの一つの果と開かれ、・・・、と。その無限の繰り返しの一瞬一瞬は無限に短かければ短いほどその時間と空間の自由度は増す(波長が短いほどセンサーの感度が増す)。脳はその能力により、そのより短い一瞬一瞬の選択(因縁)をその一瞬一瞬の選択(因縁)と解釈し、その能力によった私の時間と空間とを作り出す。わかりやすい便宜的なイメージとして、時間が止まった状態をイメージしてみる。その時、電子、素粒子、・・・、の無限小から、地球、銀河、宇宙、・・・、の無限大までの無限の私の身体が止まっていて、そこに存在するそのそれぞれのすべての果が一つの果でもあり縁でもあり存在因でもある一つの因。そのすべてのそれぞれの一瞬一瞬の因縁果の繰り返しをイメージしてみる。つまり、その一瞬一瞬のより無限に膨大な数のパラパラ漫画の一つのパラパラ漫画。

その記憶の因縁果とその繰り返しの記憶(法則)とは、始まりも終わりもない本有の もの。ぼくの、”こうありたい”、とする意志そのものは、その私の選択となって花開く。(←ここをクリックすることがその私の選択。より無限に膨大な数のパラパラ漫画が動き出す)


2013/07/30
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