憲法99条には、
「憲法尊重擁護義務」、として、
”天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。”
とある。

つまり、立法府(議員達)は、その憲法99条に則り、議員から出された法案がその憲法に則っているかいないか(違憲か合憲か)をまずチェックする義務を負う。

ところが、強行採決まじかとされる、集団的自衛権にもとずく平和安保法案と称する戦争法案に対して、
7月3日現在、学者・研究者だけでも 8,336人が、”違憲”、と、判断し、(安全保障関連法案に反対する学者の会

憲法学者151人のうち、”違憲”、とする憲法学者が132人、”違憲”、の疑いがあるとする憲法学者が12人、という、” 現実”。(報道特集

この大多数の憲法学者、学者、研究者が、”違憲”、とする、”現実”、をあえて無視するご都合主義現実主義者達は、上記の数から、”違憲”、である確率が非常に高い(早くて4年後とされる最高裁の違憲判決もその確率の)その法案を、あえて、”合憲”、として通そうとしている、その異常さ。

さらに、その異常さを、国民に知らせるべき日本のメディアは、政権による、アメと、それから想定されるムチとで、ほとんど知らせずにいるという、異常さ。

アメとしてのメディアとの会食 (少し古い情報)
tanakaryusaku.jp
news-postseven.com
jcp.or.jp
d.hatena.ne.jp
thepage.jp
matome.naver.jp
最近の自民党のメディア攻撃に対するメディア側の反発をよそに、集団的自衛権とその関連法案に反対する運動は、なぜかテレビではほとんど取り上げられず、ネットで知るのみ。
(多くが反対する原発も8月には再稼動、と)

その集団的自衛権とその関連法案の違憲合憲の判断を最高裁に委ねても、判決は早くて4年後。

その(確率的に)違憲で(改憲のための法を無視した解釈改憲の)無法な(実態は平和とは真逆な)戦争法案が成立すれば、 その(上記のように大糞のように汚い)大糞政権は、違憲で無法な海外出兵の既成事実の山を、中国が、”無法”、に、行っている公海上の埋め立てに使う土砂のように、着々と築いてしまう。

その前に、その、”違憲”、で、”無法”、な、”無茶苦茶”、を、止めるルールはないものか。

そのルールがないなら、それは日本国のシステムプログラムの致命的バグ。

2015/07/07
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