ああ、破壊の戦士よ、
その破壊されるものを破壊し、
その破壊するものを破壊する。
その破壊の戦士よ。
その切り落とした首が自らの首であることを
、
その飛び散った脳みそが自らの脳みそであることを、
その丸焦げになった肉体が自らの肉体であることを、
その 苦しみ 痛みが自らの苦しみ痛みであることを、
自らの子を、
自らの母を、
自らの父を、
自らの首を、
自らの脳を、
自らの肉体を、
破壊しつくし、
砂漠の砂と化し尽くす、
破壊の戦士よ。
その破壊されるものの苦しみ痛みが、
次の最優先の(最も近い)自らの因縁であることを。
次の目覚めで、
自らに課す最優先の(最も近い)自らの因縁であることを。
自らの因縁で自らの首を切り落とし、
自らの因縁で自らの脳みそを飛び散らせ、
自らの因縁で自らの肉体を丸焦げにし、
その破壊されるものの苦しみ痛みが、
次の最優先の(最も近い)自らの因縁であることを。
次の目覚めで、
自らに課す最優先の(最も近い)自らの因縁であることを。
そのゆらゆら揺れる破壊の繭(まゆ)。