ああ、破壊の戦士よ、

その破壊されるものを破壊し、

その破壊するものを破壊する。


その破壊の戦士よ。

その切り落とした首が自らの首であることを 、

その飛び散った脳みそが自らの脳みそであることを、

その丸焦げになった肉体が自らの肉体であることを、

その 苦しみ 痛みが自らの苦しみ痛みであることを、


自らの子を、

自らの母を、

自らの父を、

自らの首を、

自らの脳を、

自らの肉体を、


破壊しつくし、 砂漠の砂と化し尽くす、

破壊の戦士よ。


その破壊されるものの苦しみ痛みが、

次の最優先の(最も近い)自らの因縁であることを。


次の目覚めで、

自らに課す最優先の(最も近い)自らの因縁であることを。


自らの因縁で自らの首を切り落とし、

自らの因縁で自らの脳みそを飛び散らせ、

自らの因縁で自らの肉体を丸焦げにし、


その破壊されるものの苦しみ痛みが、

次の最優先の(最も近い)自らの因縁であることを。


次の目覚めで、

自らに課す最優先の(最も近い)自らの因縁であることを。



そのゆらゆら揺れる破壊の繭(まゆ)

2015/03/21
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